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| 経営体育成基盤整備事業 大畑(おおばたけ)地区の紹介 ○地区の自然条件 秋田県の南部、仙北平野南東部に位置し、東に標高１,０６０ｍの真昼岳を中心とした奥羽山脈を源とする丸子川、真昼川が運ぶ肥沃な扇状地となって西に広がる県内でも有数の水田農業地帯である。 ○事業の目的 本地区は昭和３２・４２年に区画整理事業で１０ａ区画に整備後、昭和５５〜５７年の団体営土地総により用排水路整備はされているものの老朽化が進み、ほ場や道路は狭小で所有農地も点在している状況である。 本地域の担い手の現状としては育成が進んでおり、基盤整備済みの周辺集落には集落営農や法人が設立されている他、本地区についても集落営農として「大畑営農組合」を設立している。当組織を母体としてほ場整備を契機に、更に農地集積を推進し、農業生産法人の設立と体制の強化へ向けた、ほ場整備への気運が高まり必要性が強く求められている。 こうした現状を踏まえ、ハード事業により地形にあった形での区画の拡大、用排水路の完全分離及び装工、農道整備、暗渠排水を一体的に整備し農地の汎用化を図ると共に、ソフト事業で集積を行い大型機械体系による農作業効率の向上及び農地の高度利用化と農業機械の個別所有による過剰投資を抑制し、農業経営の改善を図ることを目的とする。 ○その他 乾田直播栽培への取組みや菌床しいたけの地下水熱を利用した試験栽培、土地利用型作物として集落内の畜産農家と連携した飼料米（ＷＣＳ)へ取組み、湧水やホタルの生息を付加価値として地元独自ブランド米「清流米」の販売、畜産処理施設「美郷町堆肥センター」の有機肥料を使用した地元循環型農業への取組み等、先進的、試験的取組みにも力を入れている。 ○地区の概要
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